劉セイラの少年漫画的日々

中国語と日本語の2カ国語声優、劉セイラのブログ。
エッセイ漫画4月13日から「ふんわりジャンプ」にて連載開始!
ハヤテのごとく!日本語サミット、古谷徹さんとの出会い
0

    漫画連載開始前のブログ連続更新、最終日です。

    今日は私と日本の声優さんと初めてわリアルで対面した時の話をします。

    北京外国語大学で日本語を勉強している間、色んなコンテストに参加しました。
    スピーチ大会や日本語の歌コンテスト…

    中で1番忘れられないのが日本語のアフレココンテストです。

    2007年夏、JRP主催の日本語サミットが北京にて開催され、

    その前夜祭として、日本語アフレコ大会が開催されました。

     

    当時大学三年生だった私は、一個上の先輩とチームを組んで参加しました。
    私にとって、そのコンテストは負けてはならない戦いでした。


    なぜなら、審査員に、古谷徹さんがいらっしゃるからです。
    日本の声優さんの前で自分の演技を披露できる、夢のようなステージです。

    演目は二つ。
    好きなアニメからシーンを一つ選ぶ自由演目と、課題演目があります。
    課題アニメは古谷さんが出演されたガンダムか、パプリカの中から一つ選びます。
    私たちのチームはパプリカを選びました。

    そして自由演目に、「ハヤテのごとく!」第1話から
    ナギとハヤテが出会うシーンを選びました。

    そのシーンで私は一人でナギとハヤテを演じて、先輩はサンタさんとナギに絡む不良を演じました。
    今でもそのシーンのセリフを覚えています。

    「僕は君が欲しいんだ!」

    じゃなくて

    「最後に笑うやつは、下向きでまじめなやつだから」
    そう、このセリフです。(。

    結果そのコンテストに優勝しました。
    そして古谷さんに壇上に呼ばれ、古谷さんと二人でパプリカのワンシーンを演じました。

    ここらへんの記憶は緊張のあまりほぼ飛んでいます。
    唯一覚えているのは、古谷さんの声はマイクからではなく、リアルに振動として私の隣から伝わってきた、あの衝撃…

    3年後、私は劉「セイラ」として青二に入れるなんて、その時誰も予想していないのだろう。
    そしてさらに何年後、畑先生に漫画を教わるなんて…本当に人生何があるか分からないです…

    (余談ですが、そのコンテストの模様は、「オタクを訪ねて三千里in中国」という番組?になり、コミケ73のカタログCDに収録されていたりいなかったり…

    さて、そんな私が大好きな「ハヤテのごとく!」、本日発売の「週刊少年サンデー」にて、最終回を迎えます!
    買ったけどまだ読む覚悟ができていない…


    畑先生、13年間本当にお疲れ様でした!
    ハヤテとナギのこと、これからも大好きです!

    そして畑先生に教えて頂いた漫画の心得、これからも忘れずに、描いていきたいと思います。

    すべての出会いに感謝を…

    この何日間ブログを読んでくれた貴方にも

     

    ありがとう!

    | 絵・漫画のこと | 20:30 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
    背景美塾、描く楽しさを思い出させてくれた
    0

      畑先生に教わっていて分かったのは、

      自分は漫画のことについて何も知らなかった

      ということでした。

       

      なんとなく描いてそれが正解だったりするが、

      なぜ正しいのか、なぜおかしいのか分からない

      すべて勘で描いてきました。

       

      そこで畑先生が紹介してくださったのが、

      アシスタント教室「背景美塾」でした。

       

      ↑のサイトで見られます、坊主頭が前田塾長がレッスンをしてくださいました。

       

      そう!「絶望先生」で見たことのあるあの人(アイコン)だー!

       

      前田先生の授業はすごく分かりやすかったです。

       

      パースとはなんぞの状態から、

      四日目の最後にちゃんと立体感のある背景が描けました!

       

       

      先生の話を聞いて、絵のことだけじゃなくて、

      ずっと頭の片隅に潜んで、たまにちらっと顔を出すあの疑問が

      分かったような気がします。

       

      「正解」が分からないから固まっちゃった自分、

      「正しい」発音じゃないかもしれない恐怖から

      声が小さくなった自分…

       

      やりたいことあるのに、「正しい」やり方が分からない

      今までは「だからなんだ?やればいいじゃん」だったのに

      いつの間にか、何かに頼って、何かに縋って、

      正解の範囲からはみ出すことに怯えて、動けなかった。

       

      分からないなら聞けばいい、

      苦手意識があればその問題を解決すればいい。

      背景美塾で背景以外のことをたくさん学びました。

       

       

      楽しく描こう!自由に生きよう!!

       

      それでは、また明日。

      | 絵・漫画のこと | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
      我が漫画の師匠、畑健二郎先生
      0

        昨日のブログの続きです。

         

        思えば、漫画家を目指していた頃も、

        声優を目指すときと一緒で、特に調べたりもせずに、

        ただ自己流で漫画やイラストを描きまくってました。

         

        なのでいわゆる漫画のネームというのは

        どんなものなのかも分からなくて、

        殴り描きで8pぐらいの四コマをさっさっと描いてみました。

         

        そのネームを浅野さんが畑先生に転送してくれて、

        何日後に、畑先生からメールが来ました。

         

        「内容的に光るものを感じた」と。

         

        今思うと、週刊連載されてる方に、

        私はただ殴り描きのような読みづらいものを送って、

        かなり失礼なことをしたにもかかわらず、

        畑先生はそれをじっくり読んでくださって、

        丁寧に感想や注意点を送ってくださいました。

         

        今でもそのメールを大切に保存してあります。

         

        それから、月や二ヶ月に一回、

        畑先生が私に課題を出してくださって、

        私がそれを描いて提出して、

        また先生が修正点を教えてくださる、

        そんな贅沢な授業をしてくださいました。

         

        ベタの意味も分からない、

        背景と人物を同じレイヤーに描く私に、

        漫画の基礎、4コマの流れなど、

        すごく分かりやすく教えてくださいました。

         

        「連載を目指そう」

         

        冗談でも口に出せない夢を、

        畑先生に言われました。

         

        「先生…!!

        漫画を…描きたいです…!!」(3井さんボイス)

         

         

        あれから3年。

        本当に連載が決まりました。

         

        畑先生には感謝してもしきれません。

         

        TO BE CONTINUED...

         

         

        ちなみに

        | 絵・漫画のこと | 17:50 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
        それが声優、それが始まり
        2

        皆さん、「それが声優!」という作品はご存知ですか。
        声優で作家のあさのますみさん原作で、

        「ハヤテのごとく!」の作者、畑健二郎先生作画の作品です。

        最初は同人誌での発表でしたが、その後単行本出版、アニメ化、

        「イヤホンズ」という声優アイドルユニットまで生み出した、すごい作品です。

        実は私劉セイラも、原作に出ておりました!

        劉ちゃん1

        劉ちゃん2

        劉ちゃん3

        劉ちゃん4


        先日のブログで書いた通り、大学から漫画を諦めた私ですが、

        改めて描き始めるようになったのは、この出会いのおかげです。

        最初に浅野さんとお会いしたのは、まだ私が留学生だった頃。


        絵本作家のきむらゆういち先生の原画展に、

        たてかべさんが私を連れて行ってくださいました。
        そこで浅野さんが挨拶に来て、
        多分私をケンユウオフィスの人だと勘違いされたのだと思いますが、
        「すみません、たてかべさんに挨拶をさせて頂いてもよろしいですか」
        と丁寧にお声をかけてくださいました。

        が、ご挨拶とはなんだろうと、業界ルールどころか、

        日本のこともまだよく分からなかった留学生の私がぽかーんでした。

        その時、将来浅野真澄さんと同じ事務所になるなんて想像もできませんでした。

        その一年後、青ニプロダクションにジュニアとして所属して、
        事務所に挨拶に行った最初の日に、浅野さんと再会できました。
        私のことをちゃんと覚えてくださっていました。

        その後、事務所で何回かお話をしているうちに、
        ある日浅野さんから「劉ちゃんのこと、是非インタビューしたい」と言われ、
        それが↑上に貼ってあるストーリーの誕生に繋がりました。


        当時の私は、息が詰まっていました。
        ただでさえ、声優の世界は競争が激しくて、

        外国出身の私にとって生き残ることがさらに難しくて、

        可能性が0に近いと言われても、その通りだと思います。

         

        成功する前例がない中、私は正解がわからず、毎日不安でした。

        そんな状況だから、声優以外の全てをさらに切り捨てよう、

        生活の全てを「声優一本」に絞って生きようとしたが、
        結果自分の視野が狭くなり、息苦しい毎日でした。

        絵が描きたくても
        「そんなことする場合か!」
        友人から遊びの誘いが来ても
        「仕事ができてないのに遊ぶ暇あるか!」
        親が電話をかけて来てくれても
        「中国語を喋ると日本語の発音がおかしくなる」
        と色んなものを切って切って切りまくって、
        気づけば足元にある小さいタイルしか残っていなくて、
        立つこともままならなかったのです。

        そしてこんなことは、誰にも言えなかったです。

        事務所近くのカフェで、浅野さんがインタビューしてくれて、

        昔のことを話しているうちにぽろりと
        「実は私、声優を目指す前に漫画家を目指していました」
        と言ってしまいました。

        そしたら浅野さんから「すごいね!」と褒められて、

        今度その漫画を畑先生にも見せようと、
        創作活動に関して本当に熱心に励ましてくださいました。

        浅野さんもきっと、色んなものと戦って、

        今色々な分野で活躍されているのだと思います。

        そんな浅野さんからの言葉に、背中を強く押されました。

        私は畑先生に見せるためのネームを作り始めました。

        TO BE CONTINUED...



        の前に
        よかったら

        「それが声優!」

        是非よろしくお願いします!ヽ(´▽`)/

        | 絵・漫画のこと | 17:35 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
        等価交換、私が差し出したものは。
        0
          最初に読んだ漫画は、たしか聖闘士星矢だったと思います。

          従兄弟の兄のお下がりでした。 一緒にもらった本の中に、ドラえもんとかもあったが、
          私は断然「少年漫画」の方が好きでした。
          日本のことわざでいうと、三つ子の魂百まで、
          まさにその通りでした。
          (ちなみに中国では「三?看小七?看老」
          3歳の子供を見ると少年時代の性格が分かり、
          7歳の子供も見ると一生の性格が分かる
          という言葉があります。)

          今思えば小学校から高校まで、
          漫画ばかり描いていました。



          ハガレンに触発されて、声優を目指すようになると、

          絵のことはきっぱりやめました。

          「何かを得るためには

          何かを犠牲にしなければいけない」

          バイブルハガレンの名言を

          短絡的に解釈してしまいました。

          描きたかったのに、

          いや今はそんなことする暇なんてない!と

          当時は「夢一筋」が正義だと思っていたが、

          そんなことはなく、人生短いから、

          好きなことを好きな時にするのが一番だと、今は思います。

          でもその「一筋」の影響があってか、

          奇跡的に日本で声優になれたのかもしれません。



          声優になっていなかったら、こんな漫画も書けないと思います。

          あ、こんな漫画とはどんなものなのか、4月13日から是非 ふんわりジャンプをチェックしてみてください。?(*´?`*)?


          主に私が日本に来てから、文化の違いでびっくりしたこと、
          面白い違いやカルチャーショックのことを描いて行く予定です。


          たとえば、トイレの中の音姫の話とか、
          日本のラーメンと中国のラーメンの話とか、
          割と日本に来た当初からいつか書きたいと、色んなネタをメモしたりしていました。
          でも描くことができなかった。


          なぜなら、変に「何かを失わなければいけない」と、自ら何かを切り捨てようとしていました。

          もし今、何かを目指していて、そのために他の趣味を手放さなきゃと考えている方が、
          このブログを読んでいるなら、
          そんな「犠牲」は本当の代価ではないかもしれないと言いたい。


          「自由になりなさい」
          たてかべさんが私に送ってくれた言葉を、
          またそんな方に送りたいです。

          スラムダンクみたく、好きなものを好きだと叫んでいいし、

          坂本真綾さんの「ソラヲミロ」みたく、全部手に入れていいのさ。
          自由に生きていきましょう。


          私も、そうします。
          | 絵・漫画のこと | 18:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
          PR
          PROFILE
          LINKS
          CALENDAR
          S M T W T F S
                1
          2345678
          9101112131415
          16171819202122
          23242526272829
          30      
          << April 2017 >>
          SELECTED ENTRIES
          CATEGORIES
          ARCHIVES
          謝謝来訪!
          ブログパーツUL5
          MOBILE
          qrcode